機動戦士Zガンダム〜ガンダムZZ
アッシマー(MS in Action)


2005年の映画がなければ製品化はまだまだ先だったであろうアッシマー(言いすぎ?)。残念ながMS in Actionシリーズとしてのスケール統一はなされず、やや小さめとなっています。

手首を外したら、あとは差し替えなしでMA(モビルアーマー)形態に変形が可能。そのための機構が随所に組み込まれています。変形機構があるとそのぶん可動が犠牲になりがちですが、アッシマーではそれが極力ないようになっています。たいしたもんだ(画像クリックで拡大表示)。
厚めのバックパックが特徴の背面。腰後ろの穴にはライフルの上部にある連結パーツを接続でき、SEEDよろしく腰に携行することができます。MA形態でライフルを装着する際の思わぬ副産物な感じ。

MA変形時に外装を連結するためか、肩と前腕部の装甲はプラスチックで接着もなくハメコミのみ。結構カンタンに外れます。肩は脇と直角に連結。これまでのように横に連結されていないので、怒り肩がしやすい。変形のための肩アーマーの可動とあいまって、腕がすごい広がります。これはかなり画期的。今後もぜひ活用してほしいギミックです。

下の写真は両腕の装甲を外して胸板(?)を開いたところ。ちょっと∀っぽい。他のサイトさんを見ると頭部カバーも外れるらしいです。頭が前後にスイングしないのは変形の機構上仕方が無いのかな。肩アーマーのせいで横を向くのもしんどいです。なで肩にすれば別だけど(画像クリックで拡大表示)。
腰周りの装甲がないので足の前後可動が良好。片ヒザ立ちがなんなくできます。ただ、股関節が丸見えなためかフンドシ部分と太ももの連結に余裕がなく。ハの字に向けたり開脚したりといったことがあまりできません。これはマイナスポイント。

MA変形のためか、足首の可動に左右へのスイングがあまりないのももったいないです。その代わり(?)逆ヒザができたり、太もも部分にもう一箇所可動ポイントが用意されています。この辺は変形の恩恵っぽい感じがしますね(画像クリックで拡大表示)。
上半身と下半身はボールジョイントで連結されていて、かなり自由に動きます。ちょっと動きすぎ。写真のような180度回転も可能。腹がない格好なためか、足が長くてちょっと不安定なイメージを受けます。私だけ?

右下はEMIAマークIIとのサイズ比較。ほとんど変わりませんね。劇中だとひとまわりくらい大きいと思ったんだけどなあ。下は、なぜか持ってるHCMpro(ハイコンプレートモデル プログレシッブ)マークII(ティターンズカラー)との比較。うん、こっちのほうがスケール的に合ってる感じ。

せっかくなんだからアッシマーはもっと大きくしてほしかったな…。どうせ固定ファンしか買わないんだから、大きくして3000円くらいに価格設定してもよかったと思う。はげしく残念です。HGUCでもアッシマーが出るようなので、そっち買ってみようかな…(画像クリックで拡大表示)。
登場場面をよく覚えていないのでなんとなく絡ませてみる。平手がいい感じで遊べます。

同梱の武装はビームライフルのみ。握りと重火器系保持手、それと通常の保持手(サーベル持たせるのに使うタイプ)が左右にそれぞれ用意されています。持たせるアイテムが思いつかない…。平手は左のみ。どうせなら右にもキメポーズ用の手がほしかった(画像クリックで拡大表示)。
出たこと自体を喜ぶアッシマーですが、ディスプレイするだけでなく手にとってポーズをつけたり変形させたりしても楽しい、プレイバリューの高い一品に仕上がってます。スケールアップすれば、首周りや股関節の可動の狭さもそれなりに解消されたかもしれないのが残念なところ。腰のジョイントが緩めなのがちょっと気になるかな?

この勢いでZ〜ZZ系も製品化してほしいですね。ガルバルディβとハイザック、EMIA版Zガンダムがひとまず決まっているようですが、ネモやジムII、メタス、ガブスレイやバウンドドッグなんかもぜひお願いしたいところです。映画で注目が集まって、北米でも人気が出れば光明を見出せるか?(画像クリックで拡大表示)。


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