機動戦士ガンダム 逆襲のシャア:νガンダム(Extended MS in Action)

1988年に劇場公開された映画「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」に登場する主人公機。搭乗するのは当然アムロ・レイ。ガンダムがファンネルを搭載しているというのは、当時結構衝撃的でした。

フィン・ファンネル、劇中ではどうやって固定してるんでしょうね…(クリックでそれぞれ画像拡大)。
背中をほとんど覆ってしまうフィン・ファンネル。それぞれ連結されていて、使用時に射出する格好です。大きくて案外重い。

背中のバックパックは中央にスリットがあり、劇中どおりニューハイパーバズーカを携行できるようになっています。バズーカのグリップは折りたためるので、携行時はきっと畳んであるのでしょう(クリックでそれぞれ画像拡大)。
バズーカを携行するためのスリット。どうやって手に持つんだろう。実は取り付け部分にマニピュレーターがあるとか?(クリックで画像拡大)。
フィン・ファンネル取り付け部分。1枚だけ一部くぼんだ箇所があり、それを本体側の取り付けパーツにセットします。

フィン・ファンネル同士は連結パーツで繋げます。まあ、ファンネル展開した状態で飾ることはないでしょうから(飾るスタンドほしいかも)いいのかもしれませんが、ファンネルから連結パーツがちょびっと出てるのはなんかカッコ悪いです。

フィン・ファンネルには番号が割り振られていて、数字に沿って繋げないと高さが劇中どおりにならないみたいです。ちなみに一番外側の番号が6番。可動ポイントがちょっと緩めな感じ(クリックで画像拡大)。
サーベルラック部分は黄色のパーツが回転。グリップを任意の位置に調整できます。ちなみにフィン・ファンネル連結パーツも左右にスイングします。

左前腕部にあるサーベルグリップも取り外し可能。背中のサーベルはビーム部分を装着させるスタイルですが、こっちの小さいほうはサーベル、グリップ一体成型になってます(クリックで画像拡大)。
肩部分はEMISAガンダム同様引き出しポイント方式(呼称あるんでしょうか)。腕を大きく横に広げられます。ただ、肩アーマーがなんかポロポロ外れます(クリックで画像拡大)。
シールドは左前腕部のサーベルホルダーにセットします。ボールジョイントの遊びが少ないので、グルグル回すくらいしかできないのが残念。

シールド下部にはグレネード(ミサイル?)を装備。劇中ではたいていのモビルスーツのシールドに装備されていて、かなり効果的に使ってた記憶があります。製品では取り外しできませんけど。

シールドは案外重め。ギミックがなにもないのが残念。ライフルもゴムの塊です(クリックで画像拡大)。
腰が大きく回転。斜に構えられてカッコイイ。でも腰部分では前後のスイングができません。胸部分に可動ポイントがあり、そこで多少前かがみにしたりのけぞらしたりできます。ただ、胸部分のちょっと連結が緩めのような…(クリックで画像拡大)。
足裏には機体固定のためのフックを用意。ちゃんと展開できます。劇中ではアクシズへの着地の際に使ってたような。足首が激しくグリグリ動くので、接地性がすこぶるよいです。つま先とカカトが独立可動しないのに、ここまで安定してるのはすごいです。たいしたもんだ(クリックで画像拡大)。
ふくらはぎのバーニア。カバーは動きませんがバーニアそのものはちょっとだけ動きます。銀色に塗られてて派手目。

EMISAおなじみ(?)となったボーナスパーツ、νガンダムにはサザビーの脱出ポッドが付いています。手と接着されてて外れません。なんかラグビーボールみたい…(クリックで画像拡大)。
EMISA、78-2ガンダムとの身長比較。ほんとは旧版νとも比較したかったけど、手元にないのでひとまずガンダムと並べてみました。

設定上νが24.2m、ガンダムが18mで、6m以上差があることになります。こうして比べるとνは大きいですね。F91では、ここから一転して小型化してるんだよなあ。この2体とスケールあわせると、F91はνの腰くらいまでのサイズになりそう。出してくれるのかなあ…(クリックで画像拡大)。
可動はほぼ文句なし。とくに下半身足首周りの可動が秀逸です。ジャマになる装甲がないのが奏功してると思います。最近では標準になっている、太もも上部に回転軸があるのもよいところ。いつもこれくらいのクオリティならいんだけどなあ。

気になるのは塗装と首周り。なんか塗りが汚いです。シャドウはなくなってますが、色がはみ出てたりなぜか鉛筆の筆跡があったり…。どーなってるんでしょうか。

首周りでは、頭部の襟足が胴体側の襟と干渉してしまい、左右を向くのがちょっとしんどくなってます。すごいもったいなあ(クリックで画像拡大)。

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